ハッピーダイアリー 西新井西教室

西新井西教室

こんにちは!ハッピートライアングル西新井西です。
あっと言う間に今年もあとわずか。
そろそろ年を越すための準備を始めるご家庭もでてくる頃かと思います。

 

そして、早めの準備、買うご家庭は予約が必要なものがありますね。
そうです!「おせち」です。
農林水産省によれば、昔は3月3日、5月5日のようなの節句(せっく)の料理を「おせち」とよんでいましたが、いまはごちそうの多い正月料理のことを「おせち」というそうです。

 

前置きが長くなりましたが、今日はそんな皆さんが楽しみにしている「おせち」と子供達のしている活動の共通点についてお話ししていきたいと思います。

 

おせちといえば、1つひとつの食材に意味をもたせますよね。
例えば「かまぼこ」は「日の出」を表して魔除けにつながるとされ、「栗きんとん」は「金の布団」を表して勝負運や金運が上がるとされています。
子供達の活動でもこういった『意味付け』は重要です。

 

お子さんに「〇〇しなさい」と伝えても、うまくいかないという経験はありませんか?
それは子供にとってその行動に意味がないからです。
例えば手を洗わせたいときには、「手にはバイキンがいっぱい付いていて、そのバイキンさんがお腹にはいると痛くなっちゃうから一緒にやっつけよう」と言って、遊びとして行うのはどうでしょうか。
バイキンをやっつけるのが良いことだというのは、アンパンの顔をした正義の味方のおかげで子供達には常識です。

 

手を洗うことをごっこ遊びの延長として意味付けをすることで、大人が見ていないところでも、進んで行うようになります。

 

さて、話をおせちに戻しますが、おせちで1番大切なのはなんでしょう。
それは全体のバランスなのではないでしょうか。
お肉だけのおせち、野菜だけのおせち。色々なおせちがあっても良いと思いますが、結局色々なものが入っているおせちがやはり一般的です。

 

療育も同じです。
運動だけでも、勉強だけでも、もちろん遊びだけでもダメです。
好きなものを多めにやるのは構いませんが、それだけにしようとすると行動や感情に歪さがでてしまいます。

 

心、身体、学びのトライアングルを大切に、日々を過ごしてみるのは如何でしょうか。